外だし(膣外射精)による避妊は、多くのカップルが実践している方法ですが、その信頼性や妊娠のリスクについては様々な意見があります。本記事では、Yahoo!知恵袋に投稿された質問や回答を元に、外だし妊娠の確率やメカニズム、実例などについて詳しく解説していきます。
外だし妊娠率はどのぐらい?知恵袋まとめ
外だし妊娠率はどのぐらいかについて、ネットで確認できるものをまとめています。 こちらでは、主にヤフー知恵袋の記事をもとにページ作成しています。 元記事を見たい方は以下にリンク一覧を出すのでそれぞれ確認してください。
外だし妊娠の確率
外だしによる妊娠の確率については、様々な見解があります。ある回答者は「外だしでも妊娠する可能性はあると思いますが、世の中のカップルなどは外だしで行ってる人が多いと思いますが、妊娠してる人を見たことがありません」と述べています。これは、外だしによる妊娠が比較的稀であると考えている人が多いことを示唆しています。 一方で、専門家の意見としては、外だしの妊娠確率はそれほど低くないとされています。ある回答によると、「外だしの妊娠確率は20%だけど、実際はもっと低いはずだ」という意見に対し、パール指数という避妊方法の比較指標が紹介されています。パール指数によると、膣外射精では100人中22人が妊娠するとされています。 しかし、この数字にも疑問を投げかける意見があります。「パール指数の算出方法は科学的根拠に基づいているらしい。どうゆうことでしょう。もはや意味不明」と述べる回答者もいます。 実際の妊娠確率は個人差が大きく、一概に数字で表すことは難しいようです。ある回答者は「普通にあるよなぁ」と述べる一方で、別の回答者は「外出し一回あたりの妊娠の可能性は低いです」と述べています。
外だし妊娠のメカニズム
外だしで妊娠する可能性がある理由として、主に以下の3つが挙げられています。
我慢汁による妊娠の可能性
我慢汁(カウパー液)にも少量の精子が含まれている可能性があります。ある回答者は「カウパー(我慢汁)の中にも少しは含まれてるらしいので多少なりは妊娠の確率があります」と述べています。
不完全な外だしのリスク
完全に外に出し切れず、少量が膣内に残ってしまう可能性があります。「男がちゃんとコントロール出来ず、「外に出した」と言ってるor思っているが少量が腟内で出てしまった」というケースが指摘されています。
連続した性行為の影響
一度目の射精後に尿道に残った精子が、二度目の性行為で膣内に入ってしまう可能性があります。「射精後連続で性行為をした場合に尿道に残った精子なのでは?」という指摘があります。
外だしで妊娠した実例
知恵袋には、外だしで妊娠したという実例も多く報告されています。 ある回答者は「現在妊娠5ヶ月の妊婦です。私は外出しで妊娠しましたよ。彼とは6年近く交際していて、基本ゴム無しで必ず外出しをしていたので中出し経験も無く妊娠しました」と述べています。 一方で、長期間外だしを続けても妊娠しなかったという例も報告されています。「私が妊娠しにくい体だったからだと思いますが」と述べる回答者もいます。 これらの例から、外だしによる妊娠の可能性は個人の体質や状況によって大きく異なることがわかります。
外だし以外の避妊法との比較
外だしは、コンドームやピルなどの他の避妊法と比較して、信頼性が低いとされています。ある回答者は「外だしで妊娠は充分ありえますが、妊娠しやすいのは確かだと思います」と述べています。 また、自然避妊法の一つとして位置づけられることもありますが、その効果は限定的です。「オギノ式で生理前に避妊無し中出しをした場合に妊娠する確率は0〜5%しか無い」という意見もありますが、これはあくまで理想的な状況下での話であり、実際にはより高い確率で妊娠する可能性があります。
まとめ
外だしによる避妊は、その効果に限界があることが明らかになりました。妊娠の可能性は0ではなく、個人差や状況によって大きく変わります。 ある回答者は「でも、だからといって未婚カップルは外出しはもちろん、生挿入はやってはいけない。確率がどんなに低かろうが、妊娠するとそこにあるのは生命、かけがえのない生命だから」と述べています。 確実な避妊を望む場合は、コンドームやピルなど、より信頼性の高い方法を選択することが推奨されます。また、妊娠を望まない場合は、たとえ外だしであっても、排卵日前後の性行為には特に注意が必要です。 最後に、外だしによる妊娠の可能性は決して低くないことを認識し、パートナーとよく話し合って、お互いに納得できる避妊方法を選択することが大切です。妊娠のリスクを正しく理解し、責任ある行動をとることが、予期せぬ妊娠を防ぐ最善の方法と言えるでしょう。